オナニー上級者の方へ。ローター、アナル、フェティシズム編
貴方にも変身願望はありませんか?
マンネリ化したオナニーが飽きてしまったら、新しいフェティシズムへの世界へ足を一歩踏み込んでみませんか?
内奥なる快楽の欲求へ
ここから先のオナニーはかなり特異です。世間では変態と呼ばれるジャンルに属することになるでしょう。
基本的にこのページは、もともと興味があったり、好奇心旺盛な男性のみを対象にしています。
ですが、ローターの使い方などはノーマルなオナニーでも役立つ方法でもあるので、できれば参考のために読んでいただきたいです。
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まず、上記に代表されるローターの使い方から解説しましょう。
ローターはもともと女性を愛撫するために開発されているので、男性のオナニーにはあまり向いてないのですが、使い方によっては大変に刺激的な快感を得ることが出きます。
ローターを最強にしてペニスに直に触れると快感より痛みを感じる男性のほうが多いようです。ですから、最初は振動に慣れるためローターの振動数を最低にして先端を内腿の付け根などから当てていきます。いわゆるオナニーの前戯的な行為ですが、これも意外に心地よく、性的な興奮がじわじわと沸き上がってくるものです。
そして、会陰部、アナルの周囲、陰嚢の付け根の周囲、竿の裏スジと丹念になぞりながら、徐々に亀頭部へと近づけて行きます。
とりあえず、ここまでを1段階としてじっくり行ってください。
続いて亀頭部を刺激します。カリ裏やカリ、亀頭面にローターの先端が軽く触れる程度に亀頭の周囲を刺激していきます。そして亀頭の最先端の尿道口や亀頭と竿のつなぎ目を刺激していきます。特に亀頭つなぎ目と尿道口は快感が高く、ローターを動かさずにじっと押し付けたまま刺激するのが良いようです。このときにローターの振動数を微妙に変えて気持ち良くなるように調整してみてください。
ローターは手では不可能な高振動によってペニスを刺激できる利点がある一方でデメリットもあります。前述した2つのやり方を試してみるとわかることですが、ローターはプラスチック製で硬いため、亀頭やカリなどのデリケートな部分を高振動で刺激すると痛みが生じやすく、しかも指と違ってペニスの表面をなめらかに滑らせることができないんです。
これらのデメリットを解消する方法が2つあります。
- ひとつはローションを使うこと。
- もうひとつは下着の上から刺激することです。
ローションや下着の着用はペニスへの刺激を緩和できると同時に、ローターをなめらかに滑らせることができるのです。
下着を着用したときの刺激法は、次の女性用ランジェリーを身につけて行うオナニーのところで改めて紹介します。
ローターでペニスを直に刺激する場合でも、ピンポイントで刺激するには効果があります。例えば、ペニスを下腹部に押し付けた状態でローターの先端をペニスと竿のつなぎ目に軽く押し付けます。ローターを横にして接着面を広くすると裏スジまで刺激でき、また違った快感の高まりを楽しむことができます。
ランジェリーをはく
どんな男性でも女子のランジェリーに興奮しない人はいないでしょう。
しかし、その匂いを嗅いだり、自分で身に付けようとする男性はあまりいないはずです。たとえ、願望があったとしても実際にやる男性は、よほどの強い衝動に駆られてのことでしょう。そうした欲望がなければ、普通は実行できないものです。
しかし、人間の性心理とは不思議なもので、理性で禁じている行為だからこそ興奮する面もあります。女性用のパンティを身につけてペニスが勃起してしまうことは往々にあるようです。
よくマニアの男性が欲しがる使用済みパンティなどは、それを身につけている女性に対する妄想が興奮材になっています。
しかし、例えパンティが新品でも男性を惹きつける要素は沢山あるんです。
まず、パンティから受ける視覚的な刺激です。女性の大事なところを覆い隠すパンティは女性のセックスの象徴でもあります。それを男性がはくことによって背徳的な気分の高揚を感じてしまうんです。特にシースルーやレース、Tバックなどセクシーなものは、女性の生々しいセックスを連想させます。
パンティをはくことによる興奮はそれだけではありません。女性用のパンティはデリケートな素材を使っており、肌触りがよく、もともと香水などを染みこませているものもあるため、男性の触覚や嗅覚も刺激するのです。また、女性フェチの男性がそうであるように変身願望が叶えられる興奮材料の一つに数えられるでしょう。
もしかすると、女性のパンティを身につけて性的な興奮をもよおす男性は意外に少なくないのかもしれませんよ。
そういった事で興奮をもよおす男性は、パンティを身につけるだけでペニスが勃起してきます。
脳内ではかつてないほどのアドレナリンが発生するでしょう。しかも、パンティはもともと構造的にペニスや陰嚢を包む部分がなく、男性が履くときついくらいフィットします。そのきつさがペニスや陰嚢を圧迫して性的な興奮を高揚させるのです。
尻や腰周りが大きい男性は、サイズの大きなパンティでないと入らないかもしれませんが、伸縮性の大きな素材や腰の両側で紐で結ぶタイプのものなら間に合うのではないでしょうか。
女性用のパンティの小さな三角地帯に陰嚢やペニスを上手に収め、パンティの上から陰嚢や勃起したペニスを手のひらで優しく摩ったり、カリの根元や尿道口を指先でソフトに掻いたり、鏡の前で自らの姿を晒したりして、心地よい官能に耽ってみましょう。
また、Tバックなどのヒップが露になるなるタイプのものは、尻の割れ目に食い込む感触が何とも言えない興奮を感じさせます。そんなときは、パンティの尻側の部分を手でツンツンと引っ張ると、アナルが擦れる妙な感覚が生じます。これも言わば背徳的な行為のなせる業と言えるでしょう。
パンティをはいてオナニーする
パンティを身につけてオナニーするには、どんな方法があるでしょうか。
実際にやってみると、パンティ越しに陰嚢やペニスを撫でさする以外にあまり良い方法が無い事に気づくはずです。
というのも、ペニスを直に刺激しようとすれば、パンティをズリ下ろすことになり、パンティを身につけている興奮が失われてしまうからです。
それでも、いくつかの刺激的な方法があります。
刺激法を手順を追って紹介していきましょう。
@まず指先や手のひらを広く使ってアナルから亀頭まで上下に繰り返し撫でさすります。
時折アナルや竿、鈴口に爪を立てて擦り、刺激を変化させると刺激的な快感が沸き起こります。
A次に人差し指と中指をVの字に開き、鍵型に曲げて竿の部分をはさみます。そして上下に大きく摩ってみましょう。刺激が変わることで興奮も高まります。
B続いて亀頭部の裏側への刺激です。小さな部分ですが、女性のパンティは生地が薄く、刺激を僅かに変化させるだけで色々と楽しめるので細かく説明していきます。
亀頭部がパンティからはみ出ている場合は、パンティを引き上げて亀頭に覆い被せて刺激しましょう。
@まず、カリ裏に沿って指先で刺激します。直に触ると痛みを感じるくらい敏感な部分ですが、パンティの上からなら刺激的な快感が生じます。だからと言って強く擦るだけでは味気ないので、弱い刺激から徐々に強くしたり、時折爪で掻く刺激も交えましょう。
A同じカリの裏の部分を今度は90度角度を変えて刺激します。つまり、カリ裏の帯状の部分を人差し指、中指、薬指の3本の指を揃えて爪で掻くように刺激するのです。布越しだからこそできる刺激で、とても鋭い快感が走ります。
Bさらに親指以外の4本の指を揃え、亀頭の指を揃え、亀頭の裏側全体と裏スジの3分の1くらいまでのところを左右に素早く刺激します。4本の指の凹凸が心地よい快感を与えてくれるでしょう。左右だけでなく前後に長い楕円を描き、裏スジの上半分まで撫でさすっても快感に浸ることができます。
C続いて、パンティを突き上げている亀頭の先端部の周囲を中指1本でクルクルと回して摩ります。前立腺液が布越しに染み出してくるくらい気持ちが良いものです。
D次は裏スジと鈴口への刺激です。こぶしを握り手の甲を下向きにして中指の根元の尖った部分で前後にさすります。今までとは全く異なる感触で意外な快感を味わえます。
亀頭の裏側への刺激はこのぐらいですが、それらの様々な刺激を加えている最中に他方の手で陰嚢を揉みしだくのも良いものです。
これらの刺激を加えている間、ペニスは恐らくビンビンに勃起したままの状態が続きます。
アナルに快感が生じる場合は、仰向けのままだと指先に力が入らないので身体を横向きにしたり、立ち上がって腕を尻の方から回して行いましょう。片手で亀頭への刺激を続けながら、他方の手でTバックの紐をツンツンと引っ張ったり、指でアナルを布越しに撫で回しましょう。
パンティから亀頭をはみ出させて片手の5本の指先で亀頭を上下に小刻みにさすりながら、他方の手の指先でアナルを布越しに刺激すると、ペニスだけを刺激する快感とは異なる官能的な気分に浸れます。
パンティをはいたままローターで刺激する
パンティをはいたままオナニーするときは、ローターが効果を発揮してくれます。
上でも話しましたが、ローターはペニスに直で当てるより、パンティが1枚あることで振動が緩和され、大きな快感をもたらしてくれます。
と同時に、プラスチックのローターは布の上を滑らかにすべるので刺激しやすい状態なんです。
刺激法はそれほど多くありませんが、快感は指で刺激するより急激に高まります。
やり方は、ローターを手に持ってパンティ越しにあらゆる部分を刺激していきます。
アナルから会陰部、陰嚢の中のペニスの根っこの部分、裏スジ、鈴口、尿道口。さらに竿の側面やカリや亀頭の側面とまんべんなく刺激してみましょう。
パンティの三角地帯は小さく、勃起したペニスの先端が上からはみだすことがありますが、できればそこまでパンティで覆って刺激したほうが快感は上がります。股上が深めで伸縮性に富んだタイプのパンティが最適です。
鈴口と裏スジは楕円を描くように繰り返し刺激すると高い快感を得られます。
また、上の項で指先でパンティ越しに亀頭を刺激する様々な方法をご紹介しましたが、それらの方法で指をローターに変えて刺激しても良いでしょう。
と同時に、プラスチックのローターは布の上を滑らかにすべるので刺激しやすい状態なんです。
刺激法はそれほど多くありませんが、快感は指で刺激するより急激に高まります。
先ほどTバックの後ろをツンツン引っ張ると快感が生じた男性ならローターも心地よく受け入れられるはずです。
淫靡な興奮を覚えるあまり、肛門にローターの先が埋没するほど強く押し込む男性もいるかもしれません。
そんなときでも布越しに行えば、衛生上の問題の面でもパンティは有効なんです。
ここでひとつパンティとローターの特性を活かしたスペシャル・バージョンを3つ紹介しましょう。ローターは2個必要です。
<そのT>
@まず、1個のローターをパンティの横から入れてペニスの根元にしっかりと挟み込みます。
Aそして勃起したペニスの位置をまっすぐに整えて、もう1個のローターで裏スジから鈴口、亀頭部を丹念に刺激するのです。とくに鈴口にローターを押し付けたまま2個のローターの振動を徐々に強くしていくと、そのまま射精してしまうほどの快感が上昇していくはずです。
<そのU>
2個のローターをペニスと下腹部の間に挟み込んでしまう方法です。1個はペニスの根元、1個は亀頭の近くです。
こうして振動を徐々に強くしたり、パンティの上から手でペニスを撫で回したりしていると、あっという間に快感が上昇します。
この2つの方法は快感の上昇率があまりにも早いため、ローターのスイッチを切るのも間に合わないほどです。
他の方法ならペニスからローターを離せば済むのですが、この状態ではそれも手早くはできません。パンティを精液で汚してしまう覚悟が必要かもしれません。
<そのV>
@1個のローターを布越しにアナルに突き立てます。
Aそしてもう1個のローターで裏スジやカリ裏、カリ、鈴口、尿道口、亀頭側面などを丹念に刺激するやり方です。
2個のローターでサオを左右から挟んで上下にゆっくりと擦っても良いでしょう。
以上のやり方は共にローターの振動数や押し付ける強さを変化させて行いましょう。必ずしも強い刺激がいいとは限りません。弱い振動やかすかなタッチでも内部から疼くような快感が湧き上がることもあるからです。
振動数を変えられないローターでも、ローターの持ち方で刺激の強さを変化させることができます。
指先でごく軽く掴むと振動が激しくなり、強く掴むと振動が鈍くなります。また、ローターの端を持つと振動が激しくなり、中央を持つと振動が弱まります。こうして刺激の強弱を変えると弱い刺激でも快感が得られることがわかってくるはずです。
アナル性感の開発
肛門の性感はペニスと違って錯覚性のものだといわれます。
男女の性器はもともと性感を感じる器官ですが、肛門は排泄器官であり、何かを挿入するときに快感を生じる必要がないからです。
しかし、人間の想像力というものは性感に大きな影響を及ぼす力があり、肛門に性的なイメージを持つことによって、肛門への刺激を脳の働きが快感だと錯覚してしまうのです。ですから、肛門に対して排泄物のイメージしか持ち合わせない男性はアナルに触れることさえ嫌悪感があり、性感は沸かないと思われます。
これはもちろん女性でも同じです。
だから、女性のアナル性感を開発するときは、性的な快感を高めることによってアナルに対する嫌悪感や羞恥心を麻痺させ、周辺から刺激していくことでアナルに性的なイメージを喚起させていくのです。
同時に言葉でも「痛くしないから」「痛かったら止めるから」と安心感を与え、「とても気持ち良くなるから」と快感を引き出す暗示をかけていくのが成功の秘訣です。
アナルに性感が生じた男性は、このような内面的な作業を自らの想像力によって済ませていることになるわけです。
オナニーの最中にアナルに触れたり、ローターを突き立てたりして官能的な気分になった男性は、恐らくアナルへの挿入感にも興味を抱いたことでしょう。ここではその挿入法について述べていきます。
※アナルに指を挿入するためにはローションが必要です。
やり方は
@まず仰向けに寝て両足を高く上げます。最初はこの姿勢で行うのがもっとも挿入しやすく、官能的な気分になります。
Aそして指先にローションを塗ってアナルに延ばします。指先で丸く円を描きながら撫で回してください。肛門のマッサージを十分に行うことによって興奮が高まると同時に肛門が柔らかくほぐれてきます。
肛門は便が漏れないようにきつく締まっているのでじっくり時間をかけてマッサージすることにより、指の挿入がスムーズになるのです。
愛撫や挿入に使う指はもっとも長い中指が都合がいいようです。また、指を抜いたとき汚物が付着してくる場合もあるので、指にコンドームを被せておくと良いでしょう。無論、ウエットティッシュなどをそばに置いておくことは不可欠ですし、事前に排便を済ませておくことも忘れないようにしてください。
Bマッサージ中に軽く指を入れてみると肛門筋が伸縮しやすくなってくるのがわかります。そうしたらもう一度、指にローションを塗り、指先を軽く挿入し、指を回しながら肛門を広げるようにマッサージを続けて、さらに指を奥に進めます。
すると肛門の中心に指先が侵入していく感触を味わうはずです。そこで指をゆっくりと前後させながら中に指を挿入していきます。そうすると、肛門筋が指を締め付けてくるのがわかります。
C指がそこまで入ったらゆっくり回したり、前後させながら入るところまで入れてしまいましょう。体の柔軟性にもよりますが、恐らく第二関節まで入れるのが精一杯でしょう。それでも淫靡な興奮は十分に味わえると思います。
淫靡なポーズと言えば、女のコがバックから挿入されるときに顔を床につけて四つん這いになる格好がありますが、その姿勢を取っても大変に刺激的です。
肩を内側に深く入れ込むとアナルまで指が届きます。そして背中を反り、尻を突き出す格好にすれば、肛門が開いて官能的な気分が味わえるでしょう。
体勢を工夫すると指をもう少し深く入れることができます。
起き上がってトイレにしゃがむ格好になり、アナルに指を入れたまま床に尻をつけてしまうのです。こうすると、手の上に体重が乗った分だけ、1、2センチ指が深く入ります。
男性は女性とセックスするときと同様にもっと深く入れれば快感が上がるのではないかと思いがちです。しかし、アナルの場合はあまり期待しないほうが賢明のようです。アナルの内側の前立腺を刺激すると感じるともいわれますが、これも個人差があるようです。
前立腺については、もう一度後述しますが、結局のところアナルは精神的な興奮によって性感が生じるのです。
アナルの刺激でもっとも興奮度が高いのは、神経が過敏な肛門の入口と肛門筋が押し開かれる瞬間です。
興奮を高めるには、入口への入念な愛撫と、指を挿入して小刻みに前後運動させたり、肛門筋をヒクヒクと収縮させて指を締め付けると良いようです。
アナルにオモチャを挿入する
アナル性感が目覚めると、肛門に異物を挿入したいという背徳的な欲求も芽生えてきます。
アダルトショップでアナルグッズが人気なのは、女性に使うケース以上に、こうした愛好家の男性自身が購入するケースが多いからだともいわれます。
アナルグッズには男性の嗜好によって様々なタイプのものがあります。
例えばアナルスティックと呼ばれるものは、アナルに指を入れる代わりに使われます。
小指サイズの細いものから親指大の太いものまで3本セットで売られていることが多いようです。
素材は肛門や直腸内を傷つけないように柔軟性があり、挿入部分に球面状の凹凸が段々に連なっています。
これは、肛門を通過するときに一段ずつ肛門が微妙に開閉する快感を味わえるためです。これがもっとも初心者用と言えるでしょう。
その開閉感をもう少し強く味わえるのがアナルパールです。
挿入部分が直径1センチほどの球が連なっており、それが肛門が開閉する快感を大きくしてくれるのです。
本来、肛門に快感はないと述べましたが、じつは便を排泄するときの快感はあるのです。ですから、アナルパールをゆっくり引き抜くときも、そのパールの一粒、一粒で快感が起こります。また、挿入部分は手で曲げられるように作られています。それは先端を軽く曲げる事により、アナルのGスポットともいわれる前立腺を刺激するためです。
ただし、このグッズは肛門の閉塞感を刺激するのに有効で、前立腺を刺激する効果はあまり期待できないように思われます。
ここで前立腺について述べておきましょう。前立腺は前立腺液を作る重要な生殖器官で、膀胱の出口に尿道を取り巻くように位置し、精巣や睾丸で作られる精子と前立腺液をブレンドして精液を作り出しています。女性のGスポットが男性の前立腺の名残に当たる部分ではないかという説があるのも、Gスポットの快感がそのあたりから沸き起こっているのが理由です。
病院で精液を採取するとき、看護師が肛門から指を入れ、この前立腺を刺激して勃起することなく射精させることができます。このとき精液は勢いよく飛び出すことなくドロリと溢れ出てきます。
このことからもわかるように、前立腺への刺激はペニスを勃起させる快感というより、射精を促す刺激といえます。自分の指でもようやく届くくらいの位置にあるので触れてみるとわかりますが、熱を帯びて不思議な気持ちよさはあるのですが、勃起が強くなる訳ではないのです。むしろ、前立腺を刺激することに意識が集中してしまい、ペニスが萎えてしまうことのほうが多いかもしれません。つまり、アナル・オナニーで勃起を高ぶらせるのは、前立腺への刺激より、心理的な興奮と肛門の開閉感によって起こる快感がメインだと考えて良いでしょう。
アナル・オナニーの愛好者には、アナルコックという器具を使うひとも多いようです。これは直腸に浣腸液などを注入してアナルに栓をしてしまうときのグッズですが、直腸が膨張して前立腺を刺激することと、肛門が開いて浣腸液が漏れてしまうのを防ぐために常に肛門筋を引き締めておくことから起こる性感を同時に刺激する効果があると思われます。
※このサイトでは、そこまでマニアックな行為を紹介するつもりはありません。
気軽にできるアナル・オナニーの方法としては、ローターを使うのが良いでしょう。やり方は、ローションを塗ったアナルにローターを少しずつ挿入していき、入口で前後運動させます。
また、ペニスも同時に刺激したい場合は、ローターをアナルの中にすっぽり収めてしまうと手が使いやすくなり、内部で前立腺も刺激されるでしょう。ローターにはコンドームを被せて挿入したほうが、衛生的で後始末も楽ですし、万が一コードが切断したときもコンドームの端を引っ張って取り出すことができます。
また、前立腺を刺激したり、アナルの奥まで挿入したい場合は、アナルバイブを使うといいでしょう。
ただし、深く挿入しても直腸の奥に性感帯らしきものはありません。直腸の奥は突き当たりになっており、その先はS字結腸と呼ばれ、曲がりくねっています。奥への刺激は心理的な興奮をもたらすものです。
肛門筋は一度切れてしまうと修復がしにくい器官といわれています。拡張にこだわるプレイはあえて奨めできることではありません。
風俗店やインターネットの同好会へ
オナニーは基本的に孤独な楽しみです。女性がオナニーしていることを他人に知られるのが恥ずかしいように、男性も恥ずかしくて当たり前です。恥ずかしいことをしているからこそ興奮するんです。
だからといってオナニーすることに後ろめたい気持ちや罪悪感を覚える必要はありません。
しかしながら、ローターの使い方などはノーマルなオナニーでも役立つ方法なので参考のために読んでいただきたいものです。
皆、恥ずかしいことのひとつやふたつは誰でも隠し持っているものです。そういう気持ちで思う存分、オナニーを謳歌してください。
しかし、オナニーにより強い刺激を求めるようになると、他人に見られたいといった願望を持つこともあります。マニアックなオナニーに走る男性はとくに、そういう傾向が強いようです。
女性もののパンティをはいてイメクラやヘルスへ行き、女のコにパンティ姿を見てもらうだけで興奮するという男性もいます。また、インターネットのオナニー同好会のようなサークルでは、集まった仲間たちがみんなでオナニーをしているところをひとりの女性に見てもらうといったイベントを開催しているところもあるようです。また、アナル・オナニーの好きな男性は、前立腺刺激のテクニックを持った女性たちがいるイメージ性感や美療エステといった風俗店に行けば、アナルを徹底的にしげきして未知の性感を開拓してくれるでしょう。
このように風俗店の女性や仲間の前ならオナニーを公開しても大丈夫でしょう。
しかし、それはまったく赤の他人であり、相手がどんな趣味をもっていようが自分には関係ないからです。しかし、恋人やパートナーとなると、なかなかカミングアウトできるものではありません。例え、打ち明ける勇気があっても相手がそれを理解し、まともに受け入れてもらえるかどうかというのは大変難しい問題です。ヘタをすれば変態呼ばわりされ、最悪の場合は折角の信頼関係も失われてしまうかもしれません。つまり、そんな変態とは付き合えないと思われてしまうわけです。
しかし、男性が女性のオナニーを見たいと思うように、女性の中にも男性がオナニーしているところを見てみたいという心理がないとはいえません。どうしてもカミングアウトしたいなら、女性がそういう願望の持ち主かどうか、そういうところから聞き出して行くのが良いでしょう。お互いにセックスという秘密を共有している仲なのですから、オナニーを見せ合うことでセックスの共有感はさらに深まるはずです。
とくに素手のオナニーやローション・オナニーはパートナーの女性にとって視覚的に性的な興奮をもよおすだけでなく、女性が男性を悦ばせたいと思うときに役に立つテクニックでもあります。
同時に女性自身の手で好きな男性のペニスを固く勃起させられることは、本人のセックスの悦びにもつながる行為になるでしょう。
そうなれば、もはやオナニーではなくふたりで行う性行為です。相手を思いやりながら行えば、ふたりの関係に関してマイナスになることはないと思います。
しかしながら、女性の場合は「好きな人のオナニー姿など絶対に見たくない」という頑なな人も多いので慎重を要することは言うまでもありません。
ノーマルなオナニーならまだしも、パンティをはいたオナニーやアナル・オナニーを見ることは女性にとって相当にショッキングなことに違いありません。しかし、そういうオナニーが好きであっても当人の人格まで変わってしまうものではありません。そのことを相手に理解してもらうことが重要でしょう。
SMプレイが本当に人を傷つけたり、人権を奪ったり、人を侮辱したりするものではないのと同じように、オナニーも密かな大人の遊びです。非現実的な妄想の世界で、心と身体を癒すためのつかの間のメルヘンにすぎないのです。