ペロニー病の治療法は?セックスは?自然治癒できる?症状は?
あなたも「ペロニー病」になるかもしれませんよ?
「ペロニー病」はよく「ペイロニー病」と言われますが、正式には「ペロニー病」が正しい名称です。放置すると勃起不全になってしまったり、セックスがができなくなったりします。あなただって、発症するかもしれませんよ?
そんなペロニー病とは、一体どんな病気なのかご紹介します。
ペイロニー病とは?
ペロニー病とは、どういう病気かとういうと、このサイトで紹介することでおわかりになるように、ペニスの病気で、日本語では「陰茎硬化症」と称されます。
硬化、とあるように硬くなるわけですが、単に「硬くなる」という訳じゃなく、ペニスの一部分だけが硬くなり、その場所から「く」の字状に曲がってしまいます。
またペロニー病は、症状としては陰茎癌の症状とよく似ているため、「癌ではなくペロニー病」という診断を確定させる必要が医療機関にはあるんですね。このページで紹介する症状が出たら、迷わずに泌尿器科をすぐに受診してください。
症状
@しこり
ペロニー病の症状は、まず、しこりが出来るところから始まります。しこりは指で触るとコリコリとするのが特徴です。
同様に、陰茎癌もしこりはできますが、陰茎癌のしこりが悪性である一方、ペロニー病のしこりは良性であるという大きな違いがあります。
A勃起時の痛み
しこりが出来たら、今度はペニス勃起時に痛みが走るようになります。例えるなら、筋肉痛の時ようなジワーっと継続するような痛みです。このレベルになると陰茎の痛みのため、セックスができる状態ではもはやありません。そして勃起しなくなることもあります。
B変形
その後ペロニー病は、特徴的な症状である、ペニスの形が変わっていきます。例えるなら、ひらがなの「く」の字状に曲がってしまう弯曲や、ペニスが短くなってしまうペニス短縮が生じてきます。
ペニス弯曲は、先天的にペロニー病でない人にも生じます。先天性の人は、生まれながらにしてそのような形になっているため、先天性陰茎彎曲症と言い、後天的にペニスに弯曲が生じるペロニー病とは丸っきり別の病気です。
C手足の拘縮(こうしゅく)
そこまでの状況になっても治療しないで放置すると、手足にも症状は発生してきます。拘縮(こうしゅく)という症状で、手の平が曲がったままになって、伸ばせなくなってしまうんです。足の裏も同様の症状が出て、ひらがなの「く」の字になったまま、伸ばせなくなってしまいます。
つまり、ペニスが弯曲してしまう「硬化」してしまう症状が、手の平や足の裏までにも発生するんです。
ペロニー病は癌ではない
陰茎の癌でも、しこりや硬化は同様に見られます。そのため、ペロニー病の疑いがあれば、医師は組織検査をすることがあります。
ペニスのしこりの部分を数ミリ程度切り取って顕微鏡で見るんです。そして「癌ではない」ということを確定させてから、ペロニー病の治療に取り掛かるのです。
ペロニー病の原因
それでは、どうしてそんなペロニー病になってしまうんでしょう。
外部からの衝撃
実は、ペロニー病の原因の多くは、体質より、外的な要因の方がとても大きいです。ペニスに衝撃が加わり、海綿体内に内出血が起きることで発症することがほとんどです。また、ノーマルでない過激なセックスをした後に発症するケースもあります。
しこり
ペロニー病で発生する「しこり」は、【陰茎海綿体白膜】という場所に発生します。
例えるなら、ゴムボートのようなものです。ゴムボートは強力なゴムで出来ているので、空気を詰めるだけでパンパンになり、人を乗せても変形だってしませんし、岩場などに多少ぶつかったりしても破けたりすることはありません。
それから、遺伝の可能性もまた、完全に否定できるとは言い切れないのです。
ペロニー病の発生頻度は?
国内ではまだペロニー病に関する調査はありませんが、ドイツやアメリカでの調査によると、ペロニー病を発症する年代は、30代ではおよそ1.5%で、60代がおよそ4.0%、70代になるとおよそ6.5%までに達します。つまり、加齢が発症リスクとなるのです。
また、生涯にペロニー病を発症する確率は2〜10%とされています。
国内の調査では、腎不全になり人工透析を受けている男性のペロニー病発症率が高いことが分かっています。
ペロニー病の治療
ペロニー病の治療は、他の治療とはちょっと変わっています。多くの泌尿器科医はHPなどで
「来院する前に勃起したときの写真を撮って、持参してください」
との掲載があります。
勃起していない状態のペニスの形では、治療の参考にならないからです。
検査
ペロニー病の疑いが強くなると、超音波検査とMRI検査が行われます。ペニスのしこりの大きさや硬さ、そして厚さを見るんです。その検査で、石灰化しているかどうかがわかります。
すでにペニス勃起時に痛みがある場合、振動覚測定という検査を行います。
治療法は?
薬物療法による治療
症状が軽症である場合、薬物療法が行われます。手術をしないで、しこり部分を保存しながら治療するため、「保存的療法」とも言われます。主に使われる薬は、「ビタミンE」「コルヒチン」「PGE1製剤」「トラニラスト」などで、全て飲み薬です。
ただ、痛みが激しい場合は、ステロイドをペニスしこり部分に注射したりすることもあります。
手術〜縫縮法手術
ペニスの曲がり方があまりに大きい場合、薬だけでは治すことはできません。手術することで、強制的に弯曲を戻します。
ペニス弯曲は、ひらがなの「く」の字になっています。しこり部分は、「く」の「谷」側になります。しこりの裏側、つまり「く」の字の「山」側は、ペニスの皮膚が伸び切っている状態です。そこで、その「山」側の皮膚を切除して縫う手術を施します。これが「縫縮法手術」です。
このは、比較的手術が簡単で、手術時間は1時間30分ほどになります。ただ入院が必要で、3泊4日が一般的です。しかし、最近は日帰り手術を行う泌尿器科クリニックもポツポツと出てきています。
しかし、この縫縮法手術にもデメリットがあります。ペニスが短くなってしまうんです。18センチあったのが、6センチまで小さくなってしまった、などというケースも聞いたことがあります。
手術〜移植法手術
ペニス短縮に抵抗がある患者さんには、「移植法手術」を行います。この手術では、ひらがなの「く」の字の「谷」側、つまりしこりそのものにメスを入れ、しこりを取り除いてしまうんです。しこりを取り除いてできたスペースには、体の他の部位から皮膚または静脈を切り取り、それを移植します。つまり、切除した部分を他から補うので、ペニスが短くなることはありません。
移植法手術は、静脈や皮膚を採取する時間を含め2時間30分ほどかかります。縫縮法同様、入院期間は多くは3泊4日です。
ただ、移植法手術にもデメリットがあって、勃起力が弱まってしまうことがあります。特に糖尿病罹患者は、移植法手術によって勃起不全となるケースが高いので、泌尿器科医は糖尿病患者には移植法手術を勧めることはありません。
退院後の生活は?
縫縮法にしてもでも移植法にしても、手術から1週間はペニスを濡らしてはいけません。ですので衛生はタオルで体を拭く事で清潔を保ちます。それから術後2週間は飲酒ができません。
もちろん、セックスとオナニーも厳禁です。手術から2カ月後に受診して、医師の判断を待たなければなりません。それほど、ペニスにメスを入れるということはシビアな事なんですね。
治療費
ペロニー病のペニス弯曲の手術は、医療保険の対象となるんです。3割負担の場合は、手術及び入院費用を含め、おおよそ15万〜18万円ほどです。
とは言えちょっと高額なので、まずは安いe具、例えばペニスサックなどでためしてみてから手術が必要か考えてみるのも良いと思います。
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e具で補正できる程度なら、自然治癒も期待できます。
まとめ
ペロニー病のペニス弯曲は、徐々に悪化していき、症状が進むと薬では対処できなくなります。自然治癒するケースもありますが、手術はペニスにメスを入れることになるので、できれば回避したいですよね。
言えるのは、他のの病気でもそうですが、早期発見と早期治療が鍵を握っているということです。